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| ■ 395. (火)あめ
(2004/08/31) |
台風の影響で 昨日の台風は風がものすごく強く、二階に寝ていたが、家が揺らいだ、、。
営業の途中、コシヒカリの田んぼがかなり倒伏してつぶれているのを見かけた。収穫前にしてつぶれてしまい、くやしい感じがする。
オーガニックエキスポのパンフと招待券を発送した。34gになったので、80円で届かなくて10円切手を追加し、結局切手を二回貼る羽目になった。結構時間がかかった。
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| ■ 394. (月)くもりのち雨
(2004/08/30) |
台風接近
工場近景の写真。手前は刈り取り間近のコシヒカリ。 この写真をとった後、天気がくだり坂になり、雨が降り出した。 台風16号の接近。かなり大型の台風だそうで、コシヒカリの倒伏被害がでないか心配だ、、、。
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| ■ 393. (日)はれ
(2004/08/29) |
稲刈りが始まった
あちらこちらで稲刈りが始まっていた。早稲の「ハナエチゼン」だ。 コシヒカリは来月三日からカントリーの受付が始まるそうだ。台風が近づいているが、被害を受ける前に刈り取りを済ませたい、、。
乾燥機が壊れてしまい、ヤマダ電機に嫁と一緒に買いに行った。乾燥機と、洗濯機が一体化した便利なのが目玉商品であったので、これに決めた。
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| ■ 392. (土)はれ
(2004/08/28) |
あわせ味噌をたべてみて、、、。 有機麦味噌と、有機味噌「さといらざず」を一対一で混ぜ、あわせ味噌とした。麦の美味しさ、米のおいしさを一度に味わうことが出来る。 麦味噌・米味噌にない味で、自分で言うのも変だが結構うまい。現在は麦味噌よりもあわせ味噌のほうが、販売量が多いと聞いているが、飲んでみてなるほどと思った。この味だと、麦味噌を一度も食べたことのない北陸の人でも美味しくてべられるのでないだろうか、、?
麦・さといらず・あわせと試飲してみたが、共通して思うことは、からだに抵抗なく飲める、体ににスッスッと入っていくような感じを受けたことだ。 有機味噌の特徴のひとつと思う、、、。
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| ■ 391. (金)はれ
(2004/08/27) |
「さといらず」を食べてみて、、、 カタログのサンプルつくりのため開封してみた有機麦味噌と、有機味噌「さといらず」だが、今年の春に仕込んで普通ならまだ熟成が不十分なのだが、今年の猛暑のせいで結構熟成が進んでいた。 旨み、こくにはやや物足りなさを感じるものの、美味しかった。いつもうちではどちらかというと十分熟成したやや色の濃いものを出荷していたが、淡色系の若めの味噌でもおいしいものだと感じた、、、。
天然だと若い味噌でもうまい、と聞いたことがあったのを思い出した、、、。
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| ■ 390. (木)はれ
(2004/08/26) |
充填機が、また動かなくなり、、、 また充填機がこわれて、作業が止まってしまった。自分で治してみるとしばらくは動くのだが、また止まってしまう。 結局メーカーに電話して、出張修理を急遽依頼した。 あすの午後来ていただけることになった。
今日久しぶりにせみの鳴き声を聞いた。 ハナエチゼンの稲刈りが、始まっていた。 ラーメン屋さんが、袋のデザイン用に弊社の工場風景の写真撮影にこられた。
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| ■ 389.
(水)はれ 蔵の温度 28度 (2004/08/25) |
パンフの打ち合わせ 昨日弊社の「土と水からこだわった有機味噌」が味噌ラーメンに採用が決まった連絡が入り、納期日が伝えられた。 O社と連絡をとり、味噌の充填を打ち合わせした。
プラスの岡本さんと、パンフの二作目の打ち合わせをおこなった。一作目は会社の案内を中心としたもので、二作目は商品の案内になった。 一作目を作るときに、岡本さんが有機栽培農家を見学したいといわれ、二人で藤本農園さんと金沢農業さんを訪ねた。こんだけ苦労して作った原料を社長が手抜きせず一年寝かして作った味噌は、一`1800円2000円の値打ちは充分あるといわれ、価格設定を従来よりは高くつけるべきだと主張された。 こんだけ高くしてしまうと、特定の極少数の方しか買えなくなってしまう。何とか安く出来ないものかと考えていた私とは、正反対の意見だった。 朝日新聞の「暮らしの風」に応募いただいたハガキから、結婚して子供が出来、健康に気を使い、無添加のものを、自然のものを食べるようにしていますという、20代30代の主婦のかたの食べる姿を思い浮かべると、何とかもう少し手の届く価格に出来ないものかと、考えてしまう、、、。
結局味噌ってなんなんだろう、、、?食べることによって健康を維持し、生命をまっとうするためのものなのか、企業が経済活動の中で、利益を追求するための単なる「もの」なのか、、、、また自問自答が始まり、二人の話は結局、夜中まで続いた、、、。
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| ■ 388. (火)曇りのちあめ
(2004/08/24) |
有機「麦」味噌、さといらず、開封 来月のオーガニックエキスポに参加する時の、パンフを現在作成中で、有機麦味噌と、有機味噌さといらずの商品の写真が必要なため、今年の春仕込んだ樽を開封してみた。
今回の展示会には、出展が無理だろうと思っていたが、今年の猛暑のため、熟成が予想以上に進んでおり、充分とはいえないが、何とか出荷できそうだ、、、。 味的には、少し若いけど、、、。
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| ■ 387.
(月)くもり後雨 処暑 (2004/08/23) |
遺伝子組み替え菜種が自生 安田節子さんのメルマガからの記事から、、、。
6月30日農水省は食用油の原料として輸入されている遺伝子組み換えセイヨウナタネが、輸入港の茨城県鹿島港周辺で自生していることを明らかにした。
これはカナダからの輸入される際に、輸送中こぼれ落ちた種が自生してしまったらしい。 セイヨウナタネは近縁種のカラシナとの交雑が起こる。カラシナは十字架植物のダイコンや小松菜、ハクサイなどと交雑する。いずれ組み換え遺伝子が野菜から検出されるようになるかもしれないと、警告を発している。
密閉した容器での輸送に切り替えているそうだが、広がってしまった場合には、取り返しが難しい模様。
日本が輸入するカナダ産組み換えナタネの積み下ろし港は、神戸港、横浜港、千葉港、鹿島港、水島港、名古屋港、清水港、四日市港、博多港、宇野港の10港のようだ。
ペットで買っていた魚を川や湖に捨てたら、急激に繁殖して他の魚を食べてしまったという話を聞いたことがあるが、他の野菜にも交配するらしいとのことで、大きな問題にならなければいいが、、、。
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| ■ 386. (日)くもり
朝晩涼しさを感じ酷暑の夏の終わりを感じる (2004/08/22) |
パスタ、30万トンへ 食料醸界新聞によると、今年のパスタは伸び足をキープしながら着実に30万トンになるとの予測をしている。
家庭用では、 マ・マー(販売日清フーズ) はごろも(はごろもフーズ) オーマイ(販売日本製粉)で 輸入品では、 ディ・チェコ(日清フーズ) バリラ(日本製粉)といった国産業界併売ブランドが目だつそうだ。 30万トンのうち、輸入品は40%を占める。
日本の味噌が年間50万トンの生産量だから、パスタ30万トンの量の大きさに注目せざるをえない。つまりパスタが30万トン売れた分、その分は確実に米を食わないことにつながる。米を食べなければ、味噌や醤油の出番はその分なくなってくる、、、。 パスタ以上に大きいのが、パンだと思う。日本の味噌が大体1400億から1600億円の市場規模といわれている。これは牛丼の「吉野家デイアンドシー」社の売上にほぼ同じ。日本で一番大きいパン屋さんが「山崎製パン」で、年間7300億円の売上、、、。勿論洋菓子やコンビニの売上も入っているが、九割がパンの売上らしい。 金額から判断しても、パンの市場は大きいものがある。
先ほど述べたように、パンが売れた分、パスタが売れた分米は消費されないのだから、味噌や醤油もその分自動的に減少せざるをえない。 日本人の主食は米といわれていたが、現在では、米とパンというのが常識なのかもしれない。
私が仕事をはじめた時には、全国に1770社の味噌屋さんがあったが、最近1200社になったときいていたが、今回全味広報に、現在の組合員数が1174社と書かれており、また廃業されたかたがおられたもようだ、、、。
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| ■ 385. (土)はれ
(2004/08/21) |
パンフレット作成から 今回のパンフレット作成を通じて、今まで自分の考えていたことが、ハッキリとまとめられたような感じがした。
大学時代に食品汚染の一冊の本から得た“気付き”。そこから「議論よりも実践」だと思い、実際に自分で大豆や米を作り出し、うまくいかず挫折。そんな中で専業農家との出会い、有機原料を分けていただけるようになり、有機味噌つくりに全力投球、、、。
根底にはいつも「味噌ってなんなんだろうなぁ、、」という問いから、自然と人間が調和できる、共生できる、永続的に循環できるのは、「有機味噌」でないかという自分なりの結論。 その結果、一年ねかした有機の味噌しか作らない「有機蔵」を目指し始めたという、いきさつ・流れがはっきりとあらわすことが出来たようだ、、、、。
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| ■ 384. (金)くもり
(2004/08/20) |
パンフの最終原稿 本日パンフの最終原稿が決まった。これで印刷に回り来月の初めには納品となる。
今回は、なぜ有機なのか、なぜ天然醸造なのかということに絞って作成しつもりだ。限られた紙面の中で、伝えたいことが一杯あるけれど、全部載せるわけにはいかない。何回か打ち合わせし、煮詰めて今回の内容になった。
「プラス」の岡本さんのお力添えがなかったら、このパンフは出来なかったと思う、、、。 感謝申し上げたい。
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| ■ 383.
(木)はれ 蒸し暑い一日 (2004/08/19) |
工場近景、台風の影響で風強し
いつもの場所から、工場と「越前富士」が見える工場近景を撮影。
手前に広がっている稲はコシヒカリ。来月上旬には稲刈りが始まる。
台風の影響で夕方から、風がものすごく強く吹いてきた。倒伏しないか心配だ、、、。
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| ■ 382. (水)はれ
(2004/08/18) |
パンフレットの原稿 オーガニックエキスポに出展するために、パンフレットを作成しているが、中身の原稿の締め切りが、今日の朝までだったので、昨日から徹夜で書き上げた、、、。 ほんと徹夜というのは、ほんと久しぶり。
午後からプラスの岡本さんと原稿を見ての打ち合わせで決定した。
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| ■ 381. (火)
(2004/08/17) |
市民バス
昨日免許の更新に行ったが、免許不携帯なので嫁に送ってもらった。しかし手続きが終わって迎えに来いと電話したところ、忙しいので、、、と容赦なく断られ、自分で帰って来いと冷たいご返事、、、。
武生駅まで約四キロあるので、歩いて帰ろうかと思ったが、バスがあることに気がつき、武生市が運営している「市民バス」で帰ることにした。
乗ってみると八十歳ぐらいのお年よりばっかで、ほぼ満員。武生の西のほうを回ってJR武生駅についた。料金は百円。 このバスは週一回月曜日だけ一往復運行されているようだったが、お年寄りの方には大変な楽しみなようで、社内では笑い声も聞こえていた。
俺も八十になるときっと車の運転も無理で、このバスに乗って武生までアソビにいくようになるんだろうなぁ〜と思ってしまった、、、。
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| ■ 380.
(月)はれ 気温31度 蔵の温度 28度 (2004/08/16) |
免許書の更新 今日でお盆休みも最後の日。免許所の更新に行った。
持っている資格は、普通免許のほかに、大型自動二輪、大型特殊、そしてけん引免許。今回の更新とは関係ないが、変わったところで「小型移動式クレーン」の免許もある。
これは、以前有限会社瑞穂の時代に、 大きなトラクターやコンバインに乗るために、「大型特殊」をとり、 畑や田んぼまでトラクターコンバインを運ぶトレーラーを運転するため、「けん引」免許を、 また、マツダのタイタンがクレーン車だったため、「小型移動式クレーン」免許を必要にせまられとった次第。 余談だが、フォークリフト、ボイラー二級、危険物乙四の免許もある。 ついでに「味噌技能士2級」も持っている。格調高く1級を受けたが、難関といわれる(?)学科は合格したにもかかわらず、誰でも受かるといわれた実技で落ちた、、、、(恥) 来年金沢で、1級の試験があるので、実技を再度受けてみるつもり。福井県で1級合格者は一人いたが、この方は亡くなられたので、現在は一人もいない状態。ぜひ合格したい、、、、。
四年前に高速で42キロのスピード違反をして免停になっていたため、講習は二時間あった。 講習の中で毎日全国で交通事故が2600件発生しており、そのうち死亡される方が21人。大体交通事故で一時間に二人ぐらい死んでいると聞かされた。 交通事故による死者数のワースト3は、
北海道 391人 埼玉県 369人 愛知県 362人 となっている。
福井県で人身事故の発生状況を見ると、 追突事故、出会い頭の事故が全体の七割を占め、午後四時から八時までの時間帯が、最も事故のおきる時間帯だそうだ。
飲酒運転等は重く処罰されるように法律も改正されたようで、日ごろ交通安全の話を聞く機会は少ないが、ためになった。 優良運転者には講習はないらしいが、たまには受けてみるもんだと思った、、、(笑)
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| ■ 379.
(日)くもり一時久しぶりの雨 (2004/08/15) |
こおろぎの泣き声 朝方ぽつぽつと雨が降ったため、気温も低めで過ごしやすい一日となった。 二三日前から、夜になると「こおろぎ」の鳴き声が聞こえ出した。秋の気配を感じる。
工場の中に涼しい風が入り込むよう、工夫している、、、。
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| ■ 378.
(土)くもり アテネオリンピック開会 (2004/08/14) |
お盆休暇 法事もようやく終わり、親戚も帰ったので、静かなお盆となった。 日ごろの疲れがドット出てで、一日寝ていた、、、。
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| ■ 377.
(金)今日もはれ、朝晩涼しくなった 蔵の温度28度 (2004/08/13) |
市会議員 小形善信氏と芳村思風、感性論哲学
武生商工会議所青年部でご一緒させたいただき、その後市会議員になられた小形善信氏から、市議会報告書が届いた。
その中で、国の財政を家計に例えたら、、、という記事が載っていた。
1世帯の収入 53万円(税収+他) ローン支払い 21万円(国債償還) 可処分所得 32万円(実質財源) ここから 家計費 56万円(一般歳出) 田舎へ仕送り 20万円(地方交付金) 借金 44万円(国債発行) で、 ローン残高 9999万円(公債残高)←子や孫へのマイナス財産 となっていた。
53万円の収入のサラリーマンが、一億円の借金を背負っているようなもので、実質自己破産の状態。 新しい考え、価値観に立った、ダイナミック、ドラスチックな改革が必要。彼の議会活動に、期待したい。
小形善信 「私の人生観」ということで芳村思風のことばが、書き添えられていた。
人生において生きるとは、ただ単に生き永らえることではない。 人間において生きるとは、何のためにこの命を使うか、 このいのちをどう生かすかということである。
いのちを生かすとは何かに命をかけるということである。 だから、生きるとは、命をかけるということだ。 いのちの最高の慶びは、命をかけても惜しくないほどの対象と出会う事にある。 そのときこそ、命は最も充実した生の慶びを味わい、 激しくも美しくも燃え上がるのである。
君は何に命をかけるのか。 君は何のためになら死ぬことが出来るのか。 この問いに答えることが、生きるということであり、 この問いに答えることが人生である。
小形先輩からいい話があるからでて来いと言われ、無理やり連れて行かれたのが「ふくい思風塾」だった。 芳村思風氏の話をきいて、これだ、、、!と瞬間的に思ったのを記憶している。
ちょうど瑞穂も解散したあとの精神的苦痛の大きな時で、有機味噌への過渡期の苦しいときだった、、、。 今も、苦しいけど、、、(笑)
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| ■ 376. (木)はれ
(2004/08/12) |
母親の十三回忌 38歳のときに亡くなった、母親13回忌をおこなった。 親戚が集まり、城福寺の住職さんにお経を上げて頂いた。
組合ホームページ「専務の独り言」に、日記に長いのがあると書いてあったので、これから短くしよう、、、。
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| ■ 375. (水)今日も晴れ
(2004/08/11) |
認定事業者にかかる格付け実績(平成14年度)
金沢農業での、トラクター。外車だが、国産車と違って頑丈で長持ち。 プロの農家がよく使われている。
神戸の会議に頂いた資料に、有機の格付け実績があった。 格付けとは、JASの規格に合いJASマークがつけられたもの。
味噌の欄を見てみると、 国内で格付けされたもの 2263トン 海外で格付けされたもの 284トン 合計 2547トン となっていた。 全国のみその生産量を約50万トンと考えると、0.5%ぐらいの割合になる。 一キロの味噌200個生産されるとそのうちの一個が、有機味噌の割合。平成13年が2000トンほどだから約二割ぐらいの伸びを示している。 しかし、醤油を見てみると、13年に19975トンだったのが、14年には1037dと530klに激減していた。落ち込み方がきついようだ、、、。
有機味噌が2500トンほど生産されたということは、私の計算では、やく500dほどの農薬・化学肥料・除草剤が使われなくなったことになる。 今後とも、この数字が伸びていくことを願いたいい、、、。
その分、汚染は減っていく、、、。
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| ■ 374.
(火)はれ 気温35度 (2004/08/10) |
全量混合機の修理
二年前に工場の機械を更新したり、全面的に配置を変えた。 その時、全量混合機という仕込みの機械(大豆と麹と塩を混ぜ合わせる機械)の修理を一緒にしたのだが、今年の夏ごろから、ベアリングが割れて、再度修理となった。
どうもパッキンがうまく作用していないようで、そこから漏りだし、ベアリングが壊れてしまった。夏の暇な間に、修理をお願いした。 一つ一つ分解・掃除・組み立てと、大変手間がかかり、三日間はかかるといわれた。
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| ■ 373. (月)はれ
(2004/08/09) |
JAS法の改正
写真の手前の作物は、大豆。
有機JAS法が施行されて三年経つが、改正される模様だ。 農水省は、有機農業を広めていく考えは、全くないと断言しているとも聞くが、新しい考え方、新しい価値観にたって、お役人さんお持ちの大きなお力で、よい方向に変えていって頂きたい。
例えば、タバコには、あなたの健康を害しますので、吸いすぎに注意しましょうとあるが、これを一般栽培された原料を用いて作った加工食品に当てはめ、以下のような表示は、いかがなものだろうか、、、?
この食品の原料には、くすり漬けとはいわないが、農薬等が使用されており、環境やあなたの健康を害する可能性があります。 食べ過ぎに注意しましょう。とか、、、。
有機食品には、 有機栽培の原料を用いて作られております。環境保全にもよく、健康増進に大きく期待できます。積極的な摂取をお勧めいたします。とか、、、。
50年後には、そういう風になっているかも知れませんね、、、。
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| ■ 372.
(日)はれ 真夏日連続17日 (2004/08/08) |
有機の転換中、それは踏絵かな、、、
写真は、金沢農業井村さんの大豆畑。二人で培土作業を眺めていたときのもの、、、。
神戸の会議の中で、転換中の扱いについて話が出た。 転換中とは、慣行(普通)栽培から有機栽培に変えるまでの二年余りの期間に栽培された農産物がこれにあたる。初年度は特別栽培、二年目から転換中、三年目から有機農産物と確か表示できるが、その間に栽培された作物のこと。 いずれも有機栽培と同じなのだが、三年目まではこのように表示される。
特別栽培で終わる方は別として、有機生産者は作ったものは全部お金にしたいと思うが、市場ではそれなりの評価ということで、一度は潜り抜けなければならない関所のようなもの。
私自身も有機認証を取ったが、初年度なんか売上といってもわずかで、認証取るための費用にも売上がなかったことがある。
やり始めの三年は、本当に有機でやっていくかどうかの、「踏絵」でないかと思う。
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| ■ 371.
(土)はれ 気温35度 蔵の温度31度 (2004/08/07) |
神戸大学 保田教授
写真は、大豆畑の培土作業風景。芽がでて大きくなった豆の木の根っこに、土を寄せてやる作業。生えてきた雑草もかき混ぜられるため除草効果もあり、豆もよく出来る、、、。
有機生産者・製造者会議の中で、神戸大学名誉教授で現在「兵庫農漁村社会研究所」の代表であられる、保田茂氏の講演があった。
今後給料・年金が減る、お金を失う貧しい時代を迎えるよになるだろう。物が豊かになった成熟した社会では、消費は伸びず、また高齢化社会を向かえ、物を買わない老人が増えてくるようになると、経済活動は低調となり、生産性は下がり、労働人口があまり、その結果給与も下がりだし、消費も減退してくる社会に向かっていく。為替が1ドル200円になるのも、そう遠くない将来。 その結果、社会的コストのかからない、また個人的コストのかからない社会を目指していかざるをえななくなってくる。(中略) 物には、「使用価値」と「交換価値」があるが、有機にはさらに「環境価値」そして「生命価値」があるとのお話をわかりやすくお話していただいた。
会議後の懇親会の席上で、先生から色々とお話を伺うことが出来た。 神戸大学農学部の助手だったとき、母乳からPCB,BHC,DDTが検出されたことが新聞で報道され、慣行農業への警鐘を鳴らし始めた。 そのとき大学では、化学肥料・農薬の農業全盛期だっただけに、「お前は、農学部のガンだ」といわれ、同僚が、とんとん拍子で出世していく中で、25年間万年助手だった。 奥さんから、「あんたは、アホや、、。」といわれたが、氏を支えてくれたのは、消費者の方々だった。 時代が経つにつれて、「ガン」だといった教授たちは定年で去り、また環境問題から有機農業が取り上げられてくる時代を向かえ、有機農業学会が出来そこで認められ、ホップ、ステップ、ジャンプと昇進し、教授に迎えられた。
今日の会議見ていると、みんなあせってるなぁ、、、。あせったらアカン。農水のお役人さんも慣行農業を推進してきた人たちが幹部でいるからダメだけど、これらの人が定年でいなくなったら、新しい時代がくる、、、。 人の考えを変えようとしても、ダメ。大阪城の石垣はひとつ12トンある。万里の長城の石垣も12とんの重さがある。しかし、40キロほどの体重の嫁はんの考えを動かすことは、できん。 あせったら、アカン、、、。という言葉が、印象に残った、、、。 |
| ■ 370. (金)はれ
(2004/08/06) |
有機生産者・製造業者会議(神戸)
取引先の杉原産業さん主催の、会議に参加した。 神戸の杉原産業さんは、大豆などの蛋白原料の問屋さん。何年か前から有機農家から主に大豆を、最近では米のほうの取り扱いをはじめられたそうだが、それらを豆腐・納豆・味噌・醤油の加工業者に販売なされている。 生産者と加工業者の間に入って、スクラム組んで有機食品を伸ばしていこうという考えで、全国でも数少ない珍しい良心的な問屋さんでないだろうか、、、? 今回は生産者と加工業者が神戸で一同に会し、色々な意見を述べ合った。
今年の春仕込んだ、有機麦味噌の丸麦の生産者であった、秋田県大潟村の「花咲農園」の戸澤社長さんも、偶然参加なされておいでだった。花さか爺さんのようにマジメにやっていれば、いつかは花が咲くだろうということから花咲(はなさか)農園となずけられたそうだ、、、。
金沢農業、井村さんの大豆畑。この畑の長さ500m。
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| ■ 369. (木)あめ
(2004/08/05) |
今度は充填機が、、、
今度は借りてきた充填機が、味噌はでてくるのだけれど、正確なグラム数が詰められず、再度計量しなおさなければならなくなり、仕事にならないとの連絡。 メーカーに電話して、シャッターノズルを送ってもらうことにした。味噌が樽の底のほうだったため、柔らかすぎて、液ダレするのが誤差発生の原因。構造上柔らかい味噌の場合には、どうしても起こるようだ。
昨日今日と、機械の調子が悪く、仕事の能率は上がらなかった、、、。
写真は、藤本農園さんの圃場の看板。
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| ■ 368. (水)はれ
(2004/08/04) |
キーエンスが壊れて、、、
「キーエンス」社製のプリンターを使っている。このプリンターは、インクを吹き飛ばして印刷する。ちょうどインクジェットのプリンターとよく似ている。 インクを吹き飛ばすような感じで印字するため、平面でも曲面でも、袋にでもプラスチックにでも印字でき、大変便利な機械だ。 製品の有機味噌にはロット番号を入れ、その番号から、製造した日、原料仕込み日、原料購入日、購入先が追跡・検索できるようなシステムになっている。もっとさかのぼれば、原料の生産者、栽培方法が調べようと思えば出来る。
昨日の出張のときから、ノズルの先からインクがぽたぽた落ちてきて、印字できないとの連絡が入った。 精密な機械なので、小さなほこりやゴミがつくとエラーがでてそのたびに掃除等をしたが、こんなにぽたぽた落ちてきたのは初めてだった。
マニュアルを読んで、わからないところはメーカーに電話して、午前中かかってようやく直した。原因はインク軸が何らかの拍子で、ほんの少し横にずれていたためだった。 結局昨日の午後から今日のお昼まで、パック作業はとまってしまった。 どうしても自分で直さないといけなかったため、必死でやったら直った。やれば出来るもんだと、自信を持った。
写真は、石生谷、藤本さんちのコシヒカリ圃場でのもの。
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| ■ 367. (火)はれ
(2004/08/03) |
新潟出張
写真は、昨日藤本さんと圃場でのもの。
みそを詰めるN社製の「充填機」が、何年か前に成人式を向かえ、二十年以上使った。そのため、調子が悪く時々突然止まってしまうことが起きてきた。 そのたびに自分で修理していたのだが、充填機を更新しようと考え、某社からカタログを取り寄せていた。 電話で色々と直接説明を受けたが、デモ機が一台あるのでテストで使って頂いてもいいということになり、新潟まで機械を借りに行った。武生からだと片道400kmだから、日帰りで十分な距離だ。
お遭いした社長さんは、温和な方で詳しい説明を聞かせていただいた。この機械、シャッターノズルがついているため、液ダレがなく柔らかい甘酒にも十分使える。また、動力がモーターの機械式なため、エアーを使わない。そのため機械の痛みが少ない。
ん〜ん、これは便利な優れもの。発売以来430台のベストセラーだそうだ。さっそくトラックに積んで貸していただいた。
帰りちょっとしたアクシデントがあった。新潟亀田インターから武生に向かったのだが、途中「富山 ↑」の看板が出ていたので、このまままっすぐだなぁとおもってドンドン走っていったら、なんと群馬県の谷川岳パーキングについてしまった。さっきの分岐点をなぜか東京方面に入ってしまった模様。 あわててもしょうがないので、昼ごはんを食べてなかったし、とりあえず谷川岳で450円の天ぷらそばを食べた。このあと、一万トン味噌を製造している群馬県を横切り、20万トン味噌を生産している長野県を表敬しながら上越に出ようかと思ったが、夜中になってしまうので、元きた道を引き返すことにした。
結局長岡から谷川岳まで、無駄な一往復をしたことになり、高い天ぷらそばとなった。 嫁に何か悪いことをしたような、自責の念に刈られたため、新潟名物、浪速屋製菓の、千円の「柿の種」をお土産に買って帰った、、、、(笑)
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| ■ 366. (月)はれ
(2004/08/02) |
藤本農園さん、金沢農業さんに行った
プラスというお会社の岡本さんに、会社のパンフレットの作成をお願いしている。 「マイナス」でなく「プラス」というお会社の名前からもわかるように、前向き、未来志向で、積極的な方だ。
以前、写真家のマイクヨコハマオフィスさんで、とってもらったのがあるが、今回のパンフには、新しいのを載せることにし、再度現場に行って撮影することにした。今年に入ってから久しくお二人に合っていなかったこともあったので、、、。
藤本さんはお二人の息子さんたちと、鯖江の石生谷の圃場の草刈作業だった。案内してもらった田んぼは、水と山の木々に囲まれた非常に恵まれたいい場所で、有機で十年目の田んぼだった。 いつみても感じることだが、藤本さんの稲は、生命力のパワーがあふれているように感じる。田んぼの中には、ヒエやコナギなどの雑草もところどころ生えているが、稲が草に負けてない。 普通この手の雑草がはびこると、稲が大きくなれず、大きく減収になって、反に4俵5俵の世界になってしまうが、太い茎の稲は成長が衰えず、見事に穂をつける。 藤本さんは、雑草が存在しても収量に影響しない、稲と雑草が共生(?)している感じの稲つくり、本当に上手だとつくづく感じた。苗の作り方が、一般の作り方と全然違うためだと思う。
その後高速道路で、井村さんの畑に行った。 今年は播種後、雨が降らないので、発芽しているところといないところ、生育のいいところと、悪いところが目だっていた。ちょうど昨年の北海道のようだった。 これは、発芽しても雨が降らなかったために、せっかく出た芽や根が枯れてしまったためだ。農業用水のパイルラインがあるけれど、東京ドーム23個分ぐらいの経営面積なので、水をまくといっても簡単には行かない。 雨が降らないというのは、人間の精神的・肉体的努力の限界を超えているので、どうしようもない、、、。
写真は、左が井村さんで右が私。二人が見つめているのは、そう、百年後の輝かしい「日本の未来」、、、のように見えるが、ジョンディアという外国製のトラクター(外車)にのって社員の方が、大豆の培土(土寄せ)作業の様子をみていた時のもの。 片道500mほどある畑だったので、トラクターが行って帰ってくるまで、かなりの時間がかっていた。この後長さ800m、幅130mの一番大きな畑を見せてもらった。一往復すると1.6kmになるとてつもない大きな畑だった、、、。 |
| ■ 365. (日)はれ
(2004/08/01) |
日記が365回に、、、 河崎宏の、「人生バリバリ味噌日記」
昨年の八月十九日から書き始めた日記が、365回になった。 一日に二回書いた日もあったり、タイトルだけで終わってしまった日もあったが、どうやら365回、約一年書き続けたことになる、、、。
ホームページを立ち上げたとき、日記をスタートしたのだが、訳あって半年ほどで止めてしまった。 二年ほど休んで、再び書き始めた。
味噌つくりの「息吹」みたいなもの、マルカワみそとはどんな物つくりをしている会社なのか、またその会社の社長の「河崎宏」とは、どんな考えの男なのかをお伝えできれば、、、と思い再スタートした。
ホームぺ-ジのカウンターを取ってしまったので、どれくらいの方が読みにきていただいているのか分からなくなってしまったが、耳にする範囲では、仕入先の方や組合の前川専務などの、身内の方々ばかりがよく読んで頂いているようだ、、、(笑) でも東京の方から、日記読んでますとメールを頂いた時は、嬉かった。
二十歳ぐらいから、無農薬・有機栽培の味噌をどうしても作りたいと思い続け、これはと思える大豆や米を探して見て回った。がどうしても納得したものがなく、結局自分で作るしかないのでないのでないかと思ってきた、、、。
味噌の「味つくりは、土つくりから、、、。」 大豆・米の「種まきから最終製品まで」 一貫して栽培・加工しようと考えるようになり、賛成してくれるとおもって家族に話したら、これが猛反対。 どうしてもやりたい、やらせてくれと頼み、絶対迷惑をかけないから、オールリスク・オールコストで自分がやるかと言い張り、もう言い出したらきかないし、誰もとめることは出来なかった。 とにかくもうやりたくてやりたくてしょうがなく、目の前が「真っ赤な炎」で、大きく燃え上がっていた、、、。 このとき36歳だった。
その後、持っている金を集めたら600万円あったので、マルカワみそ第二事業部としておこなっていたものを、資本金600万円で農業生産法人、有限会社「瑞穂」を関連会社として設立し、みそと農業部門を切り離した。
当時クボタの、バリバリの最新型のGL27というコンピューターつきの最新のトラクターを325万円で、スガノのプラウを100万円で、十年落ちの四条刈りのクボタのコンバインを、50万で購入した。瞬く間に手元の資金は、減っていった。
無農薬・有機栽培で米や豆を作ってみると、私が考えていた以上に、困難で、ハンパでなかった。除草剤を使わないから、毎日毎日草取りの連続で、これほど大変なものかと想像を越えていた。 暑い夏に中腰での作業は、長く続けることは大変な苦痛で、腰がちぎれるぐらいの思いがした。一日草をとっても、ほんの少しの面積しか取れなかった。草と人間がレースをしても、負ける。
肥料も全部手作り。当時EM菌を使ったボカシをたくさん作り、作るのも大変だったが、田畑に撒く作業も大変だった。 堆肥から、草取りまで手間が大変かかり、農業とは「労働集約型産業」だということが、よくわかった。一粒の種籾から、100粒ぐらいの米が出来る。原価の百倍になるのに儲からないのは、手間の「煮しめ」みたいにして作らざるをえないため、日本の米が安すぎるのか、人件費が高すぎるかどちらかだと思った。
有機のお米というのは、消費者の方に安全でおいしい米を届けたいという生産者の気持ち、それは作る側の「良心」があるからこそできるもので、この気持ちがなければ、有機米はこの世に存在しないはずだ。 つまり、食べる人のことを思った、作る人の良心という観念が「物質化」したものに他ならない。 良心という観念に、経済的価値はつけられない。強いてつければそれは「無限大」だと思う。無限大のものをもらったお客さんのうれしい、おいしい、有難うという気持ちには、金銭的単位では表現できない。それもまた無限大だ。
五感(視覚・聴覚・味覚・嗅覚・触覚)という感覚的判断で味わうのでなく、それ以上のもっと高い次元、高い判断で味わえる「味」があるのでないか、そんな味つくりをしてみたい、そんな味つくりが出来るのでないかと考えていた。
ただ社会生活・経済活動しているため、10キロ7千円とか値段をつけていたけれど、、、、。
厄年とはよく言ったもので、この年に私は肝臓を悪くして、一ヶ月の入院生活を余儀なくした。なぜ肝臓を悪くしたかというと、過労と連続的なストレスのせいでなかったかと思う。 春夏秋は農業にかかりっきりで忙しく、冬は味噌の仕事の最盛期なため、年中今日しなければならない仕事に連続的に追われるという忙しい毎日だったのと、思うように瑞穂の米や大豆は出来ない、万年赤字で財務内容がドンドン悪くなっていたためだと、今にして思う。
大きく未来にはばたこうと考えていたのだが、滑走路を走っているだけで、全然飛び上がらなかった。やればやるほどドンドン「貧乏」になっていくような感じで、頭を悩ませ、白髪が増えた。
米や豆はうまく取れないし、赤字続きで採算には乗らない。加えて病気になり何も出来ない入院生活。四五年前までは、目をあけていると目の前が真っ赤に燃えていたのだが、そのときいくら目をあけても真っ暗で、線香一本の明かりも見えないくらいになっていた。 自分の考えが、全否定されたような現実を突きつけられると、絶望、どん底、もうアカン、自殺、死とか言うことが寝ているベットの中で、何度もでてきた。
そのご健康を取り戻し、三菱の「紙マルチ田植え機」の栽培法などに挑戦してみたりした。 偶然「成苗二本植え」全国大会が鯖江でおこなわれる事を知り参加した。そしてこの時、藤本農園の藤本さんと出会った。 30町を無農薬・有機栽培でやっておられ、有機米生産、日本一の方だった。 劇的な出会いは続くもので、その後畑作100町歩をオーガニックでやっておいでの、金沢農業の井村さんと、東京で出会った。
自分が直接作るよりも、自分の代わりに作ってくれる専業農家の方から、原料を分けていただくほうがはるかに安く、合理的であることに考えが変わっていった。
2000年の年、八年続けた農業部門から撤退を決意。自分としては、納得のいくまでやったので未練はなかった、、、というとややウソになるが、正直なところ心にぽっかりと「穴」があいたような感じだった。
有限会社瑞穂は、持ってる資産をすべて売却、現金化し、すべての借地は、地主さんにお返しした。瑞穂は休眠会社とし、その後解散手続きをとった。
現在49歳にして、ようやく作っている味噌の八割が有機みそとなった。今後有機比率、そして国産比率を高め、ドンドン「一年ねかした有機味噌」を世に出していきたい。というよりか、一年ねかした、天然醸造の有機の味噌しか作らない、これに特化した会社を目指していくつもりだ。
私の計算で、みそ一`作るのに、約3uの大豆と米を栽培する農地が必要。通常ここに約192gの化学肥料・農薬・除草剤が使われている。 農地に撒かれたこれらのものは、大豆や米の農産物に吸収され、人間の食べ物として口に入ってくる。 特に田植え前の除草剤などは、水を張って散布し、川に水を捨ててから田植えするため、これらのものは、海に流れていき、水産物・海産物に吸収され、再び人間の食べ物となって、口に入ってくる。 土・水・空気は一度汚してしまうと、なかなか元には戻りにくい。この循環を止めない限り、汚染はますます広がり、自然や食べ物、我々の健康を考えるとメランコリーになり、輝かしい未来は想像できにくい。
自然と人間が「共生」出来るのは、有機農法しかありえない、、、。国家的見地からいっても、日本国にとって非常に有益なことであり、農業生産者、加工業者、流通業者には、農水省から国庫補助があってもいいくらいだ、、、(笑)
写真は今まで社外に公表したことはなかったが、素人の私が有限会社瑞穂で、化学肥料、除草剤、農薬を断ち切って、オーガニックで二年目に出来た米と、一般の米を白米にしてビンにつめ、水を入れて部屋に置いただけのもの。 一年ぐらいで、一般米のほうが茶色くなり始めたが、私のは11年経っても変色はない。この結果の違いが何なのかは、専門家でない私には説明が出来ない、、、。しかしこれは事実だ。
茶色くなってしまう米を一生食べ続けた人と、有機米を食べ続けていた人。茶色くなる米を、子や孫やひ孫の代まで続けたら、日本の国土や日本人の健康は、いったいどうなるのか、、、?
一般のお米と有機米との価格の「差」は何なんだろうかと考えてみた。それは、もうこれ以上の汚染を防ぎ、綺麗な状態を維持管理していき、再び同じ土地に種を蒔いていただくためにかかる「必要なお金」だと思う。それを誰が負担しているのかというと、それを買ってくれた消費者の皆さんだ。(米を味噌と置き換えても同じ。)
有機食品とは、単なる汚染の少ない安全な食べ物というだけでなく、その根底には、「日本国」を変えていき、輝かしい未来を築くための「消費者運動」に他ならないと思う。 ヒステリックな告発型の消費者運動や、議論や活字では世の中変わりにくい、、、というより、変わるのに時間がかかりすぎる。 「議論より実践」。ビンの中の米が示してくれたように、たった二年の期間でも、かえた瞬間からこのように変わっていく。みそ一`を有機化することによって、3uの土地に192gの汚染が減っていき、続ければ続けるほど、土地はよくなって間違いなくいい作物がドンドン出来てくる。 有機味噌を作る大きな意義、価値、値打ちが、私はここにあると考えている。
有機みその大豆や米を作るのも大変なご苦労があるのは充分承知しているが、これを味噌にして販売していくのもそう簡単ではない。 特に大きな販売網を持たない、小さな個人商店のうちでは、今後の販路開拓が大切だと思っている。
芝居でいうと、第二幕が始まったところかな、、、、(笑)
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