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| ■ 420. (木)くもり
(2004/09/30) |
営業を開始して、、、 オーガニックエキスポの入場者数が発表された。三日間で1万3千人。昨年が1万4千人で千人ほど減少したようだ。
三日間で頂いた名刺が、87枚。このうち表敬訪問や礼儀上の挨拶、会場で大豆や塩を売り込みにこられた方などを除いてみると、ビジネスとしての対象となるのは36社に絞られた。
この名刺をコピーして商談用紙を作り、今週から電話を入れてみた。完全にノーのところが、二社。早々ご注文を頂いたのが二社。残りは企画にあげて検討開始していただいたところや、サンプルを見てから判断するとか、ご本人と連絡が取れないなどの未決定の方々となっている。
日本の味噌の三割が、首都圏で販売されている。何とかしてこの大票田、大きな舞台で自分の有機味噌を販売してみたい、、、。
きっと誰かが、わかってくれる、、、 きっと誰かが、買ってくれる、、、、 きっと誰かが、助けてくれる、、、 と、思っている。
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| ■ 419. (水)雨
(2004/09/29) |
大豆の莢が、飛んだ、、、。 台風21号が近づいているせいか、風が強い。 東京に出張中、神戸のS社から電話があったそうだが、今日改めて電話が入った。
前回の台風18号で北海道留萌では、台風の風で大豆の葉っぱは勿論、大豆の莢(さや)までもが飛んだ被害がでたそうで、減収が予想されるとの連絡、、、。 昨年六トンの注文のところ、不作で半分の三トンしか入荷せず、大いに困った。今年六トンの注文を出していたが、追加で十トンにしていただけないかと言おうと思ったが、この言葉を聞いて黙ってしまった。 国産の有機大豆はさといらず(石川県産)を除いて、全部道産物しか私は買わない。内地産と比べて値段は高いが、味がはるかにいい。総合的に判断して、最高の大豆を生産しうる条件を兼ね備えているのは、北海道だと思う。道産大豆は、日本一だと思っている。 昨年、一昨年と不作が続き、今年こそは大丈夫かと思ったが、収穫直前で被害に合い実にくやしい気がする。
ふっと今年はなに年なのだろうと思って暦を調べたら、「五黄土星」だった。五黄の年は戦争や天候異変がある年となっており、あまり信じないんだが、かなりあたっているかなと思った、、。
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| ■ 418.
(火)はれ 蒸し暑いような一日 (2004/09/28) |
オーガニック味噌を使った、味噌ラーメン
富山の石川製麺さんが、弊社の「土と水からこだわった有機味噌」で味噌ラーメンを発売なされた。
本日初めて食べてみた。 煮干とかつおの和風の味わいのするラーメンで、味噌の味が生かされた感じがして、美味しかった。 「北陸の素材」を生かしたみそラーメンを作りたいということで、弊社の有機みそが採用された次第。有機味噌を使ったラーメンは、日本ではじめてだそうだ。
袋には福井武生とかかれ、弊社の名前も載っていた。 おもに関西のダイエー系量販店にて販売されるようで、福井県内でも近々発売されると聞いている、、、。
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| ■ 417. (月)雨のちくもり
(2004/09/27) |
稲刈りも終わって、秋の深まり
いつもの場所から、工場の後ろに広がる「越前富士」を撮影した。 すでにこの辺りでは稲刈りも終了しており、なんだか寒々とした田園風景が広がっていた。 ところどころで来年のために、専業農家の方がブロードキャスターで土改材を撒いているのが見られた。
朝方雨が降ったので越前富士には雲がかかっていた。 秋の深まりを感じた一日、、、。
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| ■ 416.
(日)はれ 気温下がって秋らしい天気 (2004/09/26) |
オーガニックエキスポ 20日の準備から始まり、21日から23日まで展示会、その後24日には、神田のお会社を訪問して商談し、夜中に車で帰省した。結局一週間、展示会に費やした。
いろいろな方とお会いでき、これを機会に何社か新規取引も始まるかと思うが、やはり情報発信は「東京」だと思った、、、。
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| ■ 415. (月)はれ
(2004/09/20) |
東京ビッグサイト行き
午後一時に会場に入り、小間の設営を行った。
今年はお取引先の大豆・米生産者の畑から送っていただいた土付の「稲と大豆」を展示したのが特徴。 これは東京の方には日ごろ、なかなか現物を見る機会がないだろうとおもったのと、有機大豆、有機米と言葉だけいってみても、ピンとこないのでないかと思い、実際に持ち込んでみた。
今までは、しょぼいブースだったが、今回は写真など視覚的に紹介できるようにした。 また、会社案内、商品案内などの、わかりやすいパンフを作成したのも、今までとは異なっていた。
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| ■ 414.
(日)夜明け前に雨のち晴れ 蔵の温度27℃ (2004/09/19) |
真夏日記録タイ 年間真夏日が80日を超え、平成十一年の記録に並んだ。九月に入ってからも30度以上の気温が続いている。今日午後、九月も半ば過ぎているのに、庭でミンミンゼミが鳴いていた。今年最後のせみの鳴き声だと思う、、、。
九月、十月が一番みその色がつく時期だが、これだけ暑いと着色のスピードも速く、感が狂ってしまう味噌屋泣かせの気候だ、、。
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| ■ 413.
(土)はれ 蒸し暑いような一日 (2004/09/18) |
荷物の発送 東京ビッグサイト行きの荷物を送った。カゴ車に積んで引越し便で送ったのだが、楽でいいけど休祭日にあたり割増金を請求された。予想よりも高かったので、次回からは一般便にて送ることにしようと思った、、、。
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| ■ 412.
(金)くもりのちはれ やや暑い一日 (2004/09/17) |
オーガニックエクスポの準備 選手会スト決行
九月も中旬になったのだが、暑い日が続くようだ。 オーガニックエキスポ行きの荷物のまとめに取り掛かった。商品とディスプレイ用品、パンフなどの資料のチェックをおこなった。あすの午後荷物を発送する。
プロ野球選手会がストライキを決行。 撤退したい球団は、撤退すればいいし、参入したい球団があるのだから、参入させてやれば問題はないのでないかと思った、、。
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| ■ 411. (木)くもり
(2004/09/16) |
新商品の完成 今度オーガニックエキスポで発売開始する有機味噌の、一括表示のラベルが全部出来た。これで発売体制が整ったようだ。 これからホームページへのアップをしなければならない。
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| ■ 410. (水)くもり
(2004/09/15) |
人生50にして、天命を知る、、、 今日が誕生日で、ちょうど50歳になった。この年になると誕生日といっても、特に変わったことはない。子供から、おめでとうのメールがきたぐらいだ。
振り返ってみると、二十歳のときに食品添加物の問題に気付き、三十代後半から四十代半ばまで、無農薬の大豆や米つくりに没頭し、四十代後半から、有機味噌つくりにまい進した人生かなぁと思い返した。
五十代、六十代もこの路線は変わらない。
有機みそにかけた人生で、それでいいと思う、、、。
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| ■ 409.
(火)くもり 朝は大雨 (2004/09/14) |
名古屋へ 名古屋、正確には碧南市なんだが、ここのS社へ行った。 味噌ラーメン用の20gの味噌を、充填して頂いている。 お訪ねして感心したのは、工場がとても綺麗。きちんと整理整頓がなされていて感心した。社長さんは私の四つ年上だったが、几帳面な性格の方のようだった。
うちの会社も見習わなければならない、、、。社長の性格がそのまま会社に反映していると考えていいのでないか、、、。 うちの会社も以前よりはずいぶん改善されたが、掃除・整理・整頓は大事なことだ。いろいろ工場を見学させていただいたが、ご繁栄している会社は、みんな3Sがいきとどいている、、、。
OCIAインターの玄米・麦みその認定許可が届いた。 要求項目・推奨項目が指摘されており、取り組まなければならない。
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| ■ 408.
(月)はれ 汗が流れ出る暑い一日 (2004/09/13) |
六月の全国味噌出荷量 食料醸界新聞に六月の全国味噌出荷量が載っていた。 出荷量は五月の実績割れから一転して、前年比103.2%の増加となった。 七月は実績割れ確実と見られており、秋需からの出荷所今日が注目されるところとなっている。
16.6 前年比 16/1-6 前年比 増減数 富山 850 95.1 5280 87.8 −731 石川 735 95.5 4681 97.7 −111 福井 33 86.8 217 95.6 −10 全国 35965 103.2 223252 101.5 3191
七月は猛暑で二千トン近くの減少といわれ、八月も良くても前年並み。何とか千トン前後の出荷増を保って、秋需煎りとの予想。関東エリアをを中心に目玉価格が散見し、出荷増と価格維持の姿勢をこの後どのようにキープしていくかが、焦点となりそうだ、、、。
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| ■ 407. (日)はれ
(2004/09/12) |
JAS認定継続
写真は昨日の「ハサがけ米」の稲の部分。
私も瑞穂の時代に、「有機・天日干しの米」をどうしても作ってみたく、二回ばかし「パイプはざ」を使っておこなったことがある。
結論からいえば、ものすごく手間がかかる。 一反ほど(300坪)の田んぼの稲を、一条刈りのバインダーで刈り取り結束して、二人で田んぼにパイプはざを建て、これに刈り取った稲を運んではざに掛けるのだが、やってみるとたっぷり二日はかかった。 はざに掛け終わると、やれやれと楽になるのだが、乾燥した後、はさから下ろし脱穀をしなければならない。これが天気のいい日でないといけない。天気予報とにらめっこで、一気にやらないとダメで、あめに会うとまた何日か伸びてしまうことになる。 乾燥した稲をハサから下ろすと、乾いた稲のほこりみたいなのが舞い上がり、これが体につくと福井弁でいうところの「はしかい」感じがして、「てなわん」、、、。(「死語」化しつつある方言、、。) 小農・中農が淘汰され大規模化に向かう中で、小農しか出来ないハサがけ米などは、プレミアムつきで販売されたら流した汗が報われるのでないかとかと思う、、。
OCIAジャパンから、年次検査の判定結果が届いた。 改善事項の中で記録のつけ方が指摘されていた。今のままではうまくいかないように思うので、今月仕事のめどが一段落着いたら、私自身が現場に入って改善していくつもりだ。
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| ■ 406.
(土)はれ 稲刈り日和 (2004/09/11) |
京都へ
昨日は北の富山へ、今日は南の京都へと、また来週は名古屋へと出張が続く。
京都のM社に、麹の配達と商談に行った。社長さんともお久しぶりにお会いした。納豆を作っておられるお会社だが、お話を伺っていると、大豆は国産に切り替えられたそうだ。うちはこれをウリにしているとのこと。昨年からの国産大豆の高騰で、頭を痛めておいでのようだが、順調にご繁栄の様子だった。大手と価格のレース、量のレースをしても始まらないから、丁寧なものつくりで行くのが一番だと思う、、、。
写真は京都からの帰路、福井県の美浜の近くで見つけた、ハサがけの稲。秋の日差しを浴びてノンビリとはさに掛けられていた。そばによるとプーンと稲(わら)のにおいがしてきた。いまでも日本にはこうした風景が残っているんだなぁと、車を下りてしばらく眺めていた。
秋たけなわを感じた、、、。
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| ■ 405.
(金)福井はくもり 富山は雨だった (2004/09/10) |
富山へ 富山県のI製麺さんから、北陸にこだわったみそラーメンを作りたいとご商談を受けたのは梅雨ごろだったが、ようやく味噌たれが出来上がったので、本日お届けにあがった。
武生(たけふ)から魚津のI製麺さんまでは190キロの距離だった。福井はくもりだったが石川県に入ったら雨が振り出し、富山では本降りになっていた。
ご担当のMさんは本日お留守と聞いていたので、お会いすることは出来なかった。このラーメンは主に大阪を中心に販売されるようだ。福井県でも販売されると聞いているので、来週から近くのスーパーの売り場に注目したい。
ぜひとも多くの方に、弊社の有機味噌で作った味噌ラーメンに、舌鼓を打っていただきたいものだ、、、、。
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| ■ 404.
(木)くもり 蔵の温度 26度 (2004/09/09) |
中小企業ITアドバイザー派遣相談 福井県産業情報支援センターの担当の方が、お見えになられた。インターネットを活用してBTOBの新規開拓をしたく、その展開方法の実践的な指導をお願いした、、。
東京のお客様Uさんからの電話で、うちの味噌を食べたら、男性的な力強さ、パワーが伝わってくるとの電話を頂いた。 天然の味噌には、ぐっと引き締まった味がするのだが、このような表現のし方があるのかと思った。 同時にKさんから1500円の味噌を分けていただき、食見させていただいた。美味しかったけれど力強さ、パワーは感じられなかった。天然ではないようだ。 この力強さは、天然でなければ出てこない味。
人間の知恵は、時間という自然の力には勝つことは出来ない、、、。
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| ■ 403.
(水)はれ 蔵の温度 25度 (2004/09/08) |
とよむすめでなく、トヨムスメ
写真は有機大豆「トヨムスメ」の圃場でのもの。
大豆の名前ですが、今までひらがなで「とよむすめ」と書いていたが、正しくはカタカナの「トヨムスメ」が正しい。北海道で気がつき、今日ラベル等の印刷にストップをかけ、カタカナに直した。 細かいことだが、直した、、、。
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| ■ 402.
(火)晴れのちくもり 風強し (2004/09/07) |
充填機到着
写真は国産で最大の12条刈りのコンバイン。一台二千万円する。二台あった。このコンバインで刈ると早いよ、、と冨樫さんの説明。空港へ向かう途中刈り取りしているのを見かけたが、大きな圃場にピッタリあっていた。クボタの5条刈りのコンバインも見かけたが、なんとなく小さく感じた。 コックピットに乗せてもらい、脱穀する大きな「たいこ」も見た。
新潟のS社の充填機が届いた。さっそくパートさん全員で使い方の説明を聞いた。タンクが低床型なので非常に作業が楽だ。甘酒なども詰められるようシャッターノズルもオプションでつけてもらった。 これで作業はずいぶん楽になりそうだ、、、。
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| ■ 401.
(月)北海道は晴れのち小雨 (2004/09/06) |
新篠津村 冨樫農場
写真中央に見えるのが冨樫さんの自宅と農舎。手前に広がるのが、有機米「大地の星」の圃場。
御忙しい農作業のなか時間を割いていただいて、冨樫さんの農場を見学させていただいた。
北海道では、平均的に一戸当たり10〜15町歩の経営面積だそうだ。(東京ドームが大体4.5町歩の大きさ)冨樫さんも以前同じような面積をお持ちだったが、親父さんがなくなりおふくろさんと二人で有機をおこなわざるをえないため、面積は5.6町歩に面積を減らしたそうだ。 有機米と有機大豆、そして有機野菜となるとこれが限界かもしれない。
昔平成フードサービスという会社が有機野菜を用いた、居酒屋「北海道」を展開し始めた時、中心的人物だったかたがTさんで、冨樫さんの近所のご出身だったようだ。Tさんのお勧めもあり有機に取り組んだのだが、この会社が経営に行き詰まり、結局他社に売却となりTさんは責任をとらされ解雇。と同時に生産者は納品先がなくなり困ってしまった。認証団体の世話もあり引き受け先の問屋さんも現れ、またT氏は有機農産物を積極的に導入はじめられていたW社の役員に迎えられ、難を乗り越えて再開した。 最初は一般農法と有機農法を兼用していたが、有機栽培一本に絞られ、現在にいたっておられる。将来は経営面積を増やしたと抱負を語っておられた。
お昼をご馳走になったが、新篠津では鍋をつっつきながら御飯を食べるのが流儀ということで、とり鍋をたべた。 ちょうど友達の農事組合法人オーガニック新篠津の若手のお二人もお見え、四人で談笑した。 食堂のとなりがホクレンの経営しているスーパーだったので、味噌の売り場の「お棚拝見」をした。1kgのカップが定番250円ぐらいで販売されており、北海道は全般的に価格が安いようだ。 日本で一番味噌の値段が安いのが、北海道と北関東と聞いたことがあったが、実際そのようだ。
またそのとなりが、新篠津村農協だったのでお邪魔した。 農産部長さんとお話するチャンスを頂き、有機○○をもっと○く○○に○○していただけないかお願いしたところ、一発で引き受けてくれた。(伏字あり) 今まで何度頼んでもお願いできなかったのだが、直接産地のトップとの“サッミット”で決着した。 今回7万円の飛行機代のもとは取ったなぁ。早く欲しいんだ、、、。
刈り取りがすみ次第、冨樫さんに有機米30kgを送っていただくことを約束して北海道を後にした。
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| ■ 400. (日)くもり
(2004/09/05) |
北海道 新篠津村:冨樫農場 オーガニックには、男の“大ロマン”がある
北海道新篠津村の「冨樫農場」さんを訪ねていくことにした。 冨樫さんとは一月の北海道有機認証協会の懇親会に初めてお会いし、その後有機大豆「トヨムスメ」を分けていただき、八月の神戸の杉原産業の生産者会議でもお会いしている。
若い時にタキイ種苗さんにお勤めになられていたこともあって、栽培のほうは特に詳しいお方だ。稲刈りが始まるまでに一度訪ねてみたかったので、急遽訪問が決定した。
小松から飛行機で千歳に行き、近くの江別駅の「江別温泉富士屋旅館」に泊まった。この温泉はお湯がコカコーラみたいに真っ黒だった。泥炭層から湧き出す温泉のためらしい、、、。 お風呂から上がると肌がつるつるとなった感じがして、味噌の“美肌効果”よりも、即効性があった、、、(笑)
夜仕事を終えられた冨樫さんと食事を一緒にとった。あすは十時まで野菜の出荷があるらしく、それが終わった後で、農場にお邪魔することにした。
写真は、有機大豆「トヨムスメ」の圃場での記念撮影。葉っぱが黄色く色づき始めており、来月中下旬には刈り取りが始まる。今年は昨年より莢つきもいいそうだ。
広い畑、、、、無農薬・有機栽培、、、話を聞いていると、胸の中に熱いものがこみ上げてくる、男の夢、大ロマンが伝わってくる、オーガニックの畑だった。 畑を見て、有限会社瑞穂時代のことが思わず思い浮かんだ、、。体験したものでないとわからない、、、、。
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| ■ 399.
(土)曇りのち雨 蔵の温度 26度 (2004/09/04) |
「妥協」のない経営
写真は、稲刈りが始まった工場近景。
技術会に参加している時、携帯に連絡が入った。 K店に納めた味噌の味が、前回と違うというものだった。当日はどうしても身動きが取れなかったため電話連絡だったが、本日あらためてお会社にお邪魔して事情をおはなした。
事の起こりは、昨年六月ごろから十月ごろまで、連続して麦味噌を大量に作っていたため、その期間の米味噌は仕込んでなかった。 で、今までは六月の仕込みのものを納めていたのだが、それがなくなったので次の十月のものを順番に納品した。 十月仕込みはちょっと若いかなぁと思っていたが、大体合格かなぁとおもって、パックして納品した。六月から十月に、樽が変われば味も変わるのが当然だが、事情も説明せず黙って行ってしまったことにも問題があった。
K店の社長さんからすれば、今まで完熟していたコクある味噌から、やや若芽目の物足りなさを感じる物が届いたものだから、激怒されてしまった。
お取引も二十年近くになるが、今まで色々と品質についてのご注文の多いお取引先だった。お話を聞いていてこの社長さんはいいかげんな「妥協」をしない方だということがやっとわかった。自分の商品に打ち込んでいればいるほど、誇りを持っていればいるほど変な妥協は許せないんだ、、。
自分の側の事情はいろいろあろうけれども、「ご都合主義」ではいけないと自分の甘さに恥じ入った次第、、、。
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| ■ 398.
(金)はれ 蔵の温度 27℃ (2004/09/03) |
みそ技術講習会(金沢) 二日め 二日めは希望者だけの「味噌技能士」試験(二月)に向けての勉強会だった。
前回一級を受験したのだが、学科は合格したが実技で落ちてしまった。学科合格は有効なので、今回の勉強会に参加しなくても良いのでけれど、毛利、藤波亮先生のファンなので、出席した。
毛利先生の「味噌の微生物及び酵素」というところの話が大変興味深かった。
大豆・米・食塩からどうしておいしい味の味噌が出来るかというメカニズムの話だった。 大豆には、脂肪、たんぱく質、米にはでんぷんが含まれている。これらのものが麹菌という微生物の働きによって味が出来る。 麹菌は、塩の中でも生きていけるという耐塩性があり、酵素をドンドン生成する微生物だ。アミラーゼ、プロテアーゼ、リパーゼを分泌し、米のでんぷんを糖にかえ、たんぱく質を分解してアミノ酸に、脂肪を分化して脂肪酸とグリセリンに分解する。 これらが乳酸菌や酵母の係わり合いをもって、あの美味しいみそが出来るメカにズになる。
酵素が欲しいから、米を麹にするといってもいいという表現は、なるほどと思った、、、。
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| ■ 397. (木)くもり
(2004/09/02) |
中央みそ研究所 第二回みそ技術講習会
本年第二回目のみそ技術講習会が金沢にて開催された。 初日は、 講演 「麹の作り方」 兜H六研究室長 菊島直氏 講演 「みそつくりの基本」ひかり味噌梶@製造本部味噌技術部長 糸賀啓治氏 「味噌の表示に関する公正競争規約」表示についての具体的な質問 (社)中央味噌研究所 理事 毛利光之氏、藤波博子氏 だった。
菱六さんは種麹屋さんで、昨年北海道にて同じく種麹屋さんで「樋口松の助商店」さんの講演を聞いたことがあり、今回で二回目。
種麹のことを「もやし」というが漢字で書くと「蘖」となる。ゲツ、ゲチ、ひこばえとも読む。この漢字の意味は、刈り取った稲株からでた芽を意味するそうだ、、、。 味噌の歴史も古いが、同時に種麹の歴史も古い。代々種麹の作り方は、一子相伝だったのだが、文政七年、「蘖法伝書」という種麹の作り方の本が、唯一残っているそうだ。内容的にはほとんど現在のやり方と変わらないそうだ。
種麹の作り方 玄米を98%に精米し、ほとんど玄米に近い状態。これは米ぬかの中のリンやカリを補給するため。この米を蒸した後、夏に刈り取っておいた、なら、椿、くぬぎ、樫の木の木灰をまぶす。一番いいのが椿の灰だそうだ。 蒸した米にこれらの灰をまぶすのは、アルカリにすることによって雑菌を押さえるのと、灰をまぶすことによって米と米が引っ付かなくなり、その結果米の表面積が多くなり種菌が多く出来るようになるらしい。なるほどと思った。 この後外硬内軟の麹の作り方の話があった。
ひかり味噌の糸賀先生は、元信州味噌研究所にて望月先生、安平先生とともにご活躍の後、長野のN社にて勤務。その後退職なされ、現在のひかり味噌さんにお勤めのかただった。
信州味噌の米麹 ・麹の原料米の品質は特にこだわらない。 ・異物なく微生物汚染されてなく、異臭ないものであれば良し、安ければなお良し。 ・浸漬時間は設備工程にかかる限界の水分を狙うのが良いが、失敗を許されない状況下では、おのずと安全な妥協点に落ち着く。 ・力価は高いほうが生産性向上しよいが、多種多様な原料米を使用して一定の品質の麹を作ることは重要であり困難なこと。 ・とはいえ、力価が高いと淡色・赤色味噌ともに色の冴えが出るのも事実。低い力価だとくすみ、ざらつきやすい。
信州みその大豆処理 ・購入価格以上の品質を求める努力を払うべし。 ・味噌の品質は、原料大豆に依存する。 ・良い原料ならば大豆処理は楽 ・淡色味噌の原料処理は、固ゆでに限る。 ・良い蒸しを目指すとついゆですぎてしまう。 ・チョッパー目は4〜5ミリ ・ゆですぎは大きく逆は小さく ・浸漬蒸煮が白く仕上げる近道 ・大量の水で躍らせながら煮上げる
仕込み・熟成 ・食塩の種類は問わない ・仕込み温度は28〜30度を目指す。 ・淡色は7日赤色は30〜40日、加温その後平均気温にて放冷、期間は色の限界まで。 ・冷房は低いほど変化を少なく出来るが、経済効果を含めて12度程度か? ・仕上がった味噌を冷房することは良いが、未熟味噌を冷房すると、後で加温しても味噌にならない。
製品化 ・ブレンド工程までが味噌つくり。(味噌を知っていないとブレンドできない) ・包装工程は、別の工程と考える。
ここだけの話だけどと言って、オフレコで話してくれた点が何回かあった。これが一番面白かった。
だし入り味噌が、マルコメさんが5・5万トン、ハナマルキさんで、1万トンぐらい、無添加みそが6〜7000d、有機味噌が2500トンの市場規模。
大豆・米・食塩・発酵微生物だけがみその原料だが、オーガニックの味噌は発酵もいいし、麹の分解もいいとのこと評価なされていた。
原料米と塩に関して、特にこだわらないと断じ切った点が、いかにも企業人としての味噌屋、、と感じた。 この点、私も前々からそう感じていたのだが、、、。
規約に関しては、特に大きな変更はなかったようだ。
夜、金沢の湯涌温泉で福井県のメンバーと一緒に泊まった。
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| ■ 396. (水)くもり
(2004/09/01) |
商品ラベル・注文書完成 「びれっじ」当選者決定
オーガニックエキスポに向けて進めていた商品のラベル、そして注文書も完成した。 とにかくこれで一安心。着々と準備が進んでいるようだ。
まちむら交流きこうの「びれっじ」に掲載された、こだわりみそプレゼント三人の当選者の連絡が届いた。 編集長さんからは、河崎さんの記事には、 「流した汗は報われる。有機にこだわり日本一のみそを作ってください。日本の農業のためにもお願いします!」 「町内の手作りみそ教室で自分で作った味噌を食べて10年になります。大手メーカーのものはくすり臭くて食べられなくなりました。」 「日本型食生活に欠かせないみそを有機食材を作って一年間じっくり作ったものはどんな味がするだろうかと思わずのどが鳴ってしまいました。数々の苦労をのりこられて納得のいく製品が作り上げられたのだと思います。」 など多くの反響を頂いたと書き添えられていた。
三名のかたに、プレゼントを贈った。
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